久保凛(くぼ りん)とは
引用元:Instagram
久保 凛(くぼ りん)のプロフィール情報
- 名前:久保 凛(くぼ りん)
- 生年月日:2008年1月20日(17歳・2025年9月現在)
- 出身地:和歌山県東牟婁郡串本町
- 身長:167cm前後
- 所属:東大阪大学敬愛高等学校(高校3年生)
- 出身中学:串本潮岬中学校(和歌山)
- 種目:800メートル(中距離)
久保凛さんは17歳という若さで、日本の陸上界を代表する存在になりつつある高校生アスリートです。
和歌山県東牟婁郡串本町出身で、幼いころからスポーツと深く関わりながら成長してきました。
その背景には、サッカー少年としての日々と、陸上競技への転向という大きな転機です。
久保凛さんは、小学校時代には右サイドハーフとしてグラウンドを駆け回り、スピードを武器に仲間を助けるプレーで目立つ存在でした。
特に小学生のころから俊敏な動きや瞬発力は際立ち、サッカー関係者の間でも将来性を期待されていました。
しかし中学進学と同時に競技の方向性を変え、本格的に陸上へ取り組む決断をしました。
久保凛さんは中学時代に800メートル走での快進撃は目覚ましく、全日本中学選手権(引用元:紀伊民報社)で優勝をしました。
所属高校・これまでの主な記録と実績
久保凛さんの高校での記録は、すでに日本陸上史に名を残すレベルに到達しています。
所属は東大阪大学敬愛高校(引用元:東大阪大学敬愛高校公式サイト)で、強豪校に進学したことでさらに才能を伸ばす環境を手に入れました。
高校1年生だった2023年、インターハイ800メートルで優勝を飾り、同世代を圧倒しました。
その後も勢いは止まらず、翌2024年には日本選手権800メートルで優勝し、日本新記録を樹立しました。
記録は1分59秒93で、女子選手が2分を切る快挙に多くのファンから驚きの声を上げました。
2025年には第109回日本選手権で連覇を達成し、自己ベストを1分59秒52まで更新しました。これにより再び日本記録を塗り替えています。
また、国際大会にも果敢に挑戦しており、U20世界陸上では6位入賞しています。
ぶれない走りの秘密とトレーニング法
フォームがぶれない理由と体幹強化のポイント
久保凛さんの走りがぶれないと評価される最大の理由は、徹底した体幹トレーニングと柔軟性へのこだわりにあります。
久保凛さんはバランスボールを使った運動、体全体を意識したストレッチを繰り返すことで、疲労時にもフォームが崩れない基礎を作り上げています。
さらに肩関節の柔らかさを保ち、大きな腕振りでリズムを安定させる点も特徴です。
これにより走行中の横揺れを抑え、800メートルという中距離において理想的な効率を実現しています。
特に驚かされるのは、フォームチェックに対する意識の高さです。
いとこはサッカー界のスター!
引用元:Instagram
いとこの久保建英との関係と交流エピソード
サッカー日本代表の久保建英選手、弟の久保瑛史選手は父方のいとこにあたります。
久保凛さん自身もいとこが世界で戦っている姿を見て、自分も同じように挑戦したいと語っており、種目は違っても意識を共有する仲間として交流を続けています。
最近は多忙で会う機会が減っているものの、互いにエールを送り合う関係性は変わっていません。

陸上とサッカー違う競技でも、世界を目指して挑戦し続ける姿はほんまに魅力的やと思うねん。
どの競技にも共通する努力と精神力があって、互いに切磋琢磨できる関係は、価値あるもんちゃうかな。
これから久保凛さんが世界大会で活躍する姿は、みんなにとって誇らしいニュースになるって確信してるで。
。
主要大会での活躍と今後の目標
歴代成績、全国大会の快挙まとめ
久保凛さんは高校生として史上初の快挙を成し遂げ、日本陸上界の歴史に名を刻んでいます。
特に800メートルでの記録更新とインターハイでの連覇は、まさに驚異的です。
高校1年から3年連続でインターハイ800メートルを制覇したことは、これまで誰も達成していない偉業です。
2024年には日本選手権で1分59秒93のタイムを出し、日本新記録を樹立しました。
翌2025年にはさらに記録を更新し、1分59秒52という驚異的なタイムで2連覇を飾っています。高校生の段階で日本記録保持者となった事実は、未来の世界挑戦を強く後押しするものです。
また、800メートルだけでなく1500メートルでも高校歴代2位のタイムを記録し、幅広い種目で実力を証明しています。
全国大会だけでなくアジア大会でも好成績を残しており、すでに国際的な舞台で通用する存在になっています。
世界と戦うこれからの展望、夢
久保凛さんの今後の目標は、世界大会で決勝進出し、メダルを獲得することです。
その意欲はすでに公式に語られており、多くの人に期待を抱かせています。
2025年には東京世界陸上に代表として選出され、決勝進出と自己ベスト更新を目標に掲げています。
将来的にはロサンゼルス五輪で日本勢として100年ぶりの決勝進出、さらにはメダル獲得を目指すと公言しています。
このように具体的な夢を持ち、それに向かって挑戦を続ける姿は、スポーツファンだけでなく幅広い層に感動を与えています。
まとめ
久保凛さんは現役高校生ながら800メートルの日本記録保持者として世界に挑戦しています。
家族やいとこである久保建英選手をはじめとするアスリート家系の支え、そして本人の努力と日常の積み重ねが、その「ぶれない走り」を可能にしています。
今後も世界の舞台でさらなる成長を遂げ、多くの人々に勇気と感動を届けてくれる存在であることは間違いありません。
次のステージでどのような快挙を見せてくれるのか、ますます期待が高まります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント