出口クリスタさんは、パリ五輪の柔道女子57キロ級で金メダルを獲得したトップ選手です。そんな彼女に、同じ柔道の道で活躍している妹がいることをご存じでしょうか。
妹の名前は出口ケリーさんで、国際大会で実績を積み重ねている実力者です。
ではなぜ、日本生まれの姉妹がそろってカナダ代表を選んだのでしょうか。
そこで今回の記事は
・出口クリスタさんの妹も柔道のオリンピック選手!
・出口姉妹ともパリ五輪柔道女子のカナダ代表の理由は
について解説します。
出口クリスタの妹も柔道のオリンピック選手!
妹の出口ケリーさんも、柔道女子52kg級でオリンピックに出場した柔道選手です。
出口姉妹の柔道の主な戦績比較
| 項目 | 姉・出口クリスタ | 妹・出口ケリー |
|---|---|---|
| 階級 | 57kg級 | 52kg級 |
| オリンピック | 2024年パリ五輪 57kg級 金メダル | 2024年パリ五輪 52kg級 出場(1回戦敗退) |
| 世界選手権 | 2019年東京世界選手権 57kg級 優勝 | 世界選手権入賞歴なし |
| 大陸選手権・主要国際大会 | パンアメリカン選手権 優勝多数、グランドスラム・グランプリ優勝多数 | 2022年コモンウェルスゲームズ 52kg級 銀メダル、国際大会で3位入賞など |
| ジュニア・年代別 | 世界ジュニア選手権 個人3位・団体優勝など、日本時代から国内外タイトル多数 | 2019年ジュニアパンアメリカカップ3位、ジュニア欧州カップ5位など |
| 所属(現役時) | 日本生命 | 日本生命 |
| 引退 | 2026年3月現役引退発表 | 2026年3月、姉と同時に現役引退 |
妹の出口ケリーさんはもともと姉と同じ57kg級で戦っていたが、2021年の東京五輪代表を逃しました。
長野県塩尻市出身で国籍は父の母国であるカナダ。長野・松商学園高―山梨学院大―日本生命と同じ道を歩んできた2人。もともとは同じ57キロ級だったが、2021年の東京五輪代表を逃すとケリーが52キロ級に階級を下げて2024年パリ五輪での姉妹同時出場を目指し、見事にかなえた。
出典:スポニチ
姉のクリスタさんは柔道57kg級で世界の頂点を目指しており、いつか姉妹でオリンピックの舞台に立ちたいという思いがあったようです。
妹のケリーさんも新しい階級に変更して、国際大会で経験を積み重ねて実績を伸ばしていきました。
出口姉妹ともパリ五輪柔道女子のカナダ代表の理由は

出口クリスタさんがカナダ代表を選んだ理由は、女子カナダ代表コーチからのスカウトからです。
実は高校時代から、カナダチームの誘いは受けていた。当時は真剣に考えることはなかったが、大学3年生になってからカナダ代表コーチが来日。両親を交えて話し合う機会を持った。それでも容易に決められない。葛藤した。両親からは判断を任された。
出典: Bungeishunju
大学で不振に陥る最中、ちょうど講道館杯の半年ほど前、女子カナダ代表コーチのサーシャ・メーメドビッチが訪れ、父と母を含めた四者面談を行なうと、出口の心は大きく揺れ動く。
2回戦敗退した講道館杯から年が明けて2017年1月。出口は全日本柔道連盟に、強化指定選手の辞退届を提出。カナダ代表として東京五輪出場を目指すことを選んだ。
出典: Bungeishunju
出口クリスタさんは、大学時代のスランプと、カナダ代表コーチからの働きかけが大きく影響しています。
いっぽう、妹の出口ケリーさんは、
カナダのコーチから直接スカウトされてはいませんが、姉のクリスタさんがカナダ代表に目標を変えてた流れから、父母のもう一つの国のカナダ国籍を選び、姉妹同時でにお五輪出場を目指したようです。
姉が先にカナダ代表として活躍する姿を見て、自分もカナダ代表として姉と同じチームで世界を目指したいと考えるようになりました。
まとめ
出口姉妹は、日本で腕を磨いた柔道家でありながら、父の母国であるカナダ国籍を選び、パリ五輪では姉妹そろってカナダ代表として畳に立ちました。
姉の出口クリスタさんは、日本での代表争いとスランプの中でカナダ代表コーチからの誘いを受け、世界で戦う機会を広げるために国籍変更を決断しています。
妹の出口ケリーさんは、その背中を追いながら52kg級へ階級を変え、パリ五輪で姉妹同時出場という目標をかなえる形でカナダ代表を選びました。
今後、柔道引退後の道がたのしみですね。



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